介護士

この会社は介護職員だけでなく様々な専門職が集まって（医師・看護師・療法士・管理栄養士・ケアマネ等）仕事をしているため、専門分野以外のところでも勉強になりそうだと思いました。また、施設内見学時にリハビリに励む高齢者の姿を見て感慨深いものがありました。高齢者施設のイメージが一気に払拭されたことを思い出します。

はじめの印象は、働いている職員さんも笑顔で施設全体が明るく穏やかな空気を感じました。
現在も助け合い精神を持った心温かい職員が多いので職場は明るい雰囲気です。

介護の仕事は肉体・頭脳と同じくらいに感情労働が大切で、この3つをバランスよく必要とします。
介護職が体力勝負ということはよく知られていますが、自分の感情をコントロールしながら仕事をすることも非常に重要です。感情労働は長年勤めていても大変だなと感じます。その点、日々勉強ですね。

高校を卒業したばかりの若手から、60歳を超える方まで幅広い世代が集まって、助け合いながら楽しく働いています。
ここには、介護職の仕事を尊重してくれて、私たちの意見をきちんと吸い上げてくれる人たちがいます。
いろんな専門職の人たちが横並びになって意見を言い合えるので、それぞれの知識を活かした働き方ができると思います。

昔から「人の話を聞くこと」が好きで、社会福祉の勉強を始めました。
ここは学生時代に実習でお世話になっており、当時の看護師長や介護主任にも親切に対応してもらった経験から、求人を見つけたときにぜひここで働きたいと思い志望しました。

他に比べて落ち着いている雰囲気があると感じます。
プライベートと仕事を分けておられる方ばかりなので、干渉されることもないですね。
社内イベントも忘年会やビアガーデン、お花見くらいで、行きたい人が出席するというスタンスなのでとてもすごしやすく感じています。

高齢の入所者の方でもリハビリに熱心に取り組んで、在宅復帰ができていることです。転倒による骨折や病気を経ても頑張ろうとする意欲には頭が下がる思いです。それを支援するのが私たちの喜びでもあります。また食べることへの意欲を失わないこともいつも驚かされますね。

介護はとても大変な仕事ではあります。
でも入所者の方や家族の方から感謝されたときや、無事に在宅復帰ができたときは、この仕事をやっていて良かったと思えます。
介護の入り口は誰しもに開かれているので、興味を持たれた方ならどなたでも目指すことができますが、対人援助なので、入所者の方と気長に向き合える方がいいと思います。